趣味に釣りを。初心者も簡単スタート!始め方と魅力の完全ガイド

こんにちは。しゅみLABO、運営者の「ケンジ」です。

「趣味で釣りを始めてみたいけど、何だか難しそう…」そんな風に感じていませんか。

釣りと一口に言っても、場所や釣りの種類は様々です。初心者が最初にぶつかる「始め方は?」「初期費用はいくら?」といった疑問や、日焼けなどのデメリット、そしてもちろん釣りのメリットについても気になるところですよね。

私自身、新しい趣味を探すのが大好きなんですが、釣りは特に奥深い魅力があると感じています。この記事では、釣りという趣味の全体像から、初心者でも安心してスタートできる具体的なステップまで、私の目線でわかりやすく解説していきますね。

この記事のポイント
  • 釣りがもたらす心身のメリット・デメリット
  • 初心者向けの釣りの種類と選び方
  • 必要な道具と初期費用のリアルな目安
  • 安全に楽しむためのルールとマナー
目次

趣味としての釣りが持つ多面的な魅力

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なぜ今、多くの人が釣りに惹かれるんでしょうか。まずは、趣味として釣りが持つ「心のメリット」から、ちょっと現実的な「デメリット」まで、両面から見ていきましょう。

釣りのメリットと精神的効果

釣りの一番の魅力って、やっぱり「自然の中でリラックスできる」ことかなと思います。波の音を聞いたり、水面を眺めたりしていると、日常のゴタゴタがすーっと消えていく感覚があります。

実際、釣りをしている時は脳がリラックス状態(アルファ波が出ている状態)になりやすいと言われていて、これがメンタルヘルスにすごく良い影響を与えてくれるみたいですね。

竿先に集中するあの時間は、ある種の「瞑想」にも近いかもしれません。日々のルーティンから解放される、大切な「セルフケア」の時間になります。

もちろん、実利的なメリットも大きいです。

  • 達成感: 試行錯誤して魚が釣れた時の「やった!」という感覚は、自己肯定感を高めてくれます。
  • 「食」の喜び: なんといっても、釣ったばかりの新鮮な魚を食べられるのは釣り人の特権です。自分で釣って、自分でさばいて食べる味は格別ですよ。
  • 出会い: 釣り場で偶然隣になった人と情報交換したり、同じ趣味の仲間ができたりと、新しいコミュニティが広がることもあります。

精神的な充足感から実利的な喜びまで、幅広く満たしてくれるのが釣りのすごいところですね。

デメリットと日焼けなどの対策

もちろん、良いことばかりではありません。趣味として考えるなら、現実的なデメリットもしっかり知っておくのが大事です。

デメリット1:日焼け

これは屋外の趣味の宿命ですね。特に海釣りは、水面からの照り返しが強烈です。「ちょっと釣りしただけ」が、後で痛い思いをすることに…。

対策: 「肌は絶対に出さない」を徹底しましょう。帽子、サングラス、フェイスマスク、長袖・長ズボンは必須です。夏でも涼しい素材のウェアがたくさんありますよ。

デメリット2:時間に支配される(かも)

海釣りは「潮の満ち引き」で釣れやすさが大きく変わります。また、魚が活発になる早朝(朝マズメ)や夕方(夕マズメ)がチャンスタイム。

対策: 生活リズムが釣り中心になる可能性も(笑)。これを「醍醐味」と捉えるか、潮の影響を受けにくい「管理釣り場」を選ぶかで、付き合い方が変わってきますね。

他にも、エサ代や交通費といった「ランニングコスト」がかかることや、「天候に左右される」(強風や雨では中止)こともデメリットとして挙げられます。対策をしっかり立てて、うまく付き合っていくのがコツかなと思います。

初心者向けの釣りの種類と比較

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「釣り」と一口に言っても、場所(海・川・湖)や方法(エサ釣り・ルアー釣り)で、本当にたくさんの種類があります。

初心者のうちは、「手軽に始められて、釣れた!という成功体験をしやすい」スタイルを選ぶのが一番です。

ここでは、特におすすめの5つのスタイルを比較してみました。

釣り方 難易度 主な場所 ターゲット(釣れる魚) こんな人におすすめ
サビキ釣り ★☆☆☆☆ 堤防・海釣り公園 アジ、イワシ、サバ 家族連れ。まず「釣れた!」を体験したい人。
ちょい投げ釣り ★☆☆☆☆ 堤防・砂浜 キス、ハゼ、カレイ 竿を「投げる」爽快感を味わいたい人。
穴釣り ★★☆☆☆ 堤防(敷石・テトラ) カサゴ、メバル 投げるのが苦手。手軽に美味しい魚を釣りたい人。
ライトゲーム ★★☆☆☆ 堤防・岸壁 アジ、メバル 虫エサが苦手。ルアーで格好良く始めたい人。
エリアトラウト ★★☆☆☆ 管理釣り場 ニジマスなど 海が遠い。安全な場所でゲーム性を楽しみたい人。

まずはこの中から、ご自身の環境(海の近さ)や、どう楽しみたいか(エサはOKか、ゲーム性が欲しいか)で選んでみるのが良いと思います。

趣味の釣りに必要な初期費用は?

新しい趣味を始めるときの悩みどころ、それが「初期費用」ですよね。

釣りの場合、竿やリールなどの最小構成なら5,000円〜10,000円程度で揃うこともあります。

ただ、趣味として安全・快適に楽しむためには、命を守る「ライフジャケット」や、釣った魚を持ち帰る「クーラーボックス」も揃えたいところ。これらを含めると、現実的な予算は10,000円〜20,000円前後を見ておくと安心かなと思います。

【推奨】釣り趣味の初期費用(目安)

  • 基本タックル(竿・リールセット): 2,000〜5,000円
  • 仕掛け・消耗品・エサ: 1,500〜3,000円
  • 安全装備(ライフジャケット): 4,000円〜 (最重要・必須)
  • 便利アイテム(クーラーボックス、バケツ等): 4,000円〜

合計(推奨): 約11,500円〜

※価格はあくまで目安です。選ぶブランドや品質によって変動します。

初期費用を賢く抑えるコツ

「続くか分からないし…」と不安な場合は、まず「初心者入門セット」を活用するのが手軽です。また、管理釣り場や釣り船では道具をレンタルできることも多いので、「一度試してみる」のも賢い選択ですね。

釣りを始めるための3ステップ

「じゃあ、具体的に何から?」という方のために、簡単な3ステップにまとめました。

  1. ステップ1:場所と魚を決めるまずは「家から近い場所」や「釣ってみたい魚(例:アジ)」からイメージするのが早いです。初心者の方に最もおすすめなのは「海釣り公園」。トイレや駐車場が完備され、安全柵もあることが多いので安心です。
  2. ステップ2:道具を準備するステップ1に合わせて道具を揃えます。一番確実なのは、釣具店のスタッフさんに「この場所で、アジを釣りたい」と相談すること。予算に合った入門セットを選んでくれますよ。
  3. ステップ3:釣り場で実践する道具が揃ったら、いざ釣り場へ。最初は釣れなくても大丈夫。何度か通ううちに、潮の流れや釣れるタイミングが分かってくるはずです。

難しく考えず、まずはこの3ステップで動いてみましょう。

趣味の釣りを安全に楽しむ実践ガイド

イメージ:しゅみLABO

道具や場所が決まったら、いよいよ実践です。ここでは、具体的な釣り方から、趣味として長く楽しむために最も大切な「安全」と「マナー」について解説しますね。

初心者におすすめの釣り道具セット

ステップ2でも触れましたが、初心者は「入門セット」が便利です。

ただ、「セットなら何でもいい」わけではなく、選ぶときにいくつかポイントがあります。

入門セット選びの3つの確認点

  1. オールインワンか?竿・リールだけでなく、エサや仕掛け、小物まで全部入っていると本当に手ぶらで始められます。
  2. 釣りの種類に合っているか?「サビキ釣り用」「ちょい投げ用」「ルアー用」など、自分がやりたい釣りに対応したセットを選びましょう。
  3. マニュアル付きか?糸の結び方などが分かる簡単な説明書が付いていると、現場で慌てずに済みます。

一番のおすすめは、やはり釣具店で聞くこと。「海釣り公園でサビキ釣りをしたい」と伝えれば、間違いのないセットを選んでくれるはずです。

サビキ釣りなど簡単な釣り方

ここでは、初心者向けの中でも特に簡単で釣果が出やすい3つの釣り方を紹介します。

サビキ釣り(最も簡単!)

堤防や海釣り公園でアジやイワシを狙う、最もポピュラーな釣り方です。

特徴: カゴに入れた「マキエ(寄せエサ)」で魚を集め、エサに似せた「サビキバリ(疑似バリ)」で釣ります。

コツ: 仕掛けを海底まで落としたら、竿をゆっくり上下させてカゴからエサを撒きます。アタリ(ブルブルという感触)がなければ、探る深さ(タナ)を変えてみるのが最大のコツです。

ちょい投げ釣り

仕掛けを「ちょい」と軽く投げて、海底にいるキスやカレイを狙います。

特徴: 竿を振る爽快感が味わえます。砂浜など、根掛かり(仕掛けが引っかかること)が少ない場所がやりやすいです。

コツ: キス狙いなら仕掛けをゆっくり引きずり、カレイ狙いなら止めて待つ時間を長くするのが基本です。

穴釣り

堤防の敷石やテトラポッドの「穴」や「隙間」に仕掛けを落とし込む釣り方です。

特徴: 投げる必要がなく、手軽にカサゴなどの美味しい根魚(ねざかな)が釣れます。

コツ: 魚がいればすぐに反応があります。20〜30秒待ってアタリがなければ、テンポよく次の穴を探っていく「ラン&ガン」が釣果への近道です。

安全に楽しむ服装と必須のマナー

釣りは自然が相手の趣味。だからこそ「安全」と「マナー」が何よりも大切です。

釣りの服装(安全対策)

  • 夏: 日焼け対策が最優先。「デメリット」で解説した通り、帽子、サングラス、フェイスマスク、長袖、ロングパンツで肌の露出を徹底的に避けてください。
  • 冬: 寒さ・冷え対策。防寒着(フィッシングウェア)をしっかり着込み、特に首・手首・足首を冷やさない工夫を。
  • 春・秋: 一日の気温差が激しい季節。防風性のあるウィンドブレーカーなど、着脱しやすい服装で体温調節できるようにしましょう。

最重要:ルールとマナー

【安全ルール】

何をおいても、ライフジャケットは必ず着用してください。これは法律(※一部の釣り船など)である以前に、自分の命を守るための絶対的なルールです。堤防や砂浜でも「万が一」は起こり得ます。

【釣り場のマナー】

  • 挨拶: 「こんにちは」「隣いいですか?」の一言が、お互い気持ちよく過ごすために大切です。
  • 先行者優先: 先に釣りをしている人の邪魔は絶対にNG。無理な割り込みはトラブルの原因になります。
  • ゴミは持ち帰る: 自分のゴミはもちろん、切った糸くずなども必ず持ち帰ってください。ゴミ問題で「釣り禁止」になる場所が後を絶ちません。

【法律】「漁業権」について(最重要)

初心者が知らずにやってしまいがちなのが「密漁」です。

レジャーの釣りであっても、アワビ、サザエ、ウニ、ワカメ、コンブなどの「貝類・藻類」は、漁業権の対象となっている場合がほとんどです。これらを無断で採る行為は犯罪になります。

「竿とリールで『魚』を釣るのはOK。岩にくっついている『貝』や『海藻』を獲るのはNG」とシンプルに覚えておきましょう。

※これは一般的な解釈です。地域の詳細なルールは、必ず自治体や漁業協同組合の公式サイトで確認してください。判断に迷う場合は専門家にご相談ください。

初心者も安心な釣り場所の選び方

イメージ:しゅみLABO

安全とマナーを守った上で、初心者が行くべき場所は「安全性」と「快適性」で選びましょう。

初心者におすすめの釣り場

海釣り公園(最も推奨)
有料・無料ありますが、足場が安定し、安全柵がある所が多いです。駐車場、トイレ、売店(エサも買える)が揃っていることが多く、まさに初心者のための場所です。
安全な堤防
身近な釣り場ですが、フェンスがあるか、足場が平らか、駐車スペースやトイレはあるか、を事前に確認しましょう。
管理釣り場(釣り堀)
海が遠い場合や、川・湖の釣りをしたい場合に最適。料金はかかりますが、魚が確実に放流されていて安全です。

最近は、釣り禁止エリアや駐車場の情報をマップで確認できるアプリ(例:「ANGLERS」など)もあります。事前にしっかり情報収集してから出かけるのがスマートですね。

釣った魚の持ち帰り方と食べ方

お楽しみの時間です。釣った魚は、最高の鮮度で持ち帰りましょう。

鮮度を保つ「氷締め」

アジやイワシなどの小型魚なら、最も簡単な「氷締め」で十分です。

コツ: クーラーボックスの氷に、必ず「海水」を少し入れ、「塩氷(しおごおり)」を作ってください。真水(水道水)の氷に直接魚を入れると、浸透圧で身が水っぽくなってしまいます。釣れたらすぐにこの塩氷に入れるのがポイントです。

簡単!釣り魚レシピ(アジの例)

サビキ釣りで釣れるアジは、サイズによって食べ方を変えるのがおすすめです。

  • 豆アジ(小型): 頭から骨まで食べられる「丸揚げ」や「南蛮漬け」が最高です。
  • 中アジ(10cm以上): 釣りたてならではの「刺し身」や「なめろう」に挑戦してみてください。

刺し身などで残った骨は、干して揚げることで「骨せんべい」になります。命を無駄なく頂くのも、釣り人の大切な心構えですね。

趣味に釣りを加えて生活を豊かに

ここまで、釣りの始め方から楽しみ方までを紹介してきました。

趣味としての釣りは、単なる暇つびしではありません。それは、日常のストレスから心を解放してくれる「瞑想」の時間であり、自然とのつながりを感じさせてくれる貴重な体験です。

初期費用は1万円台からスタートできますし、サビキ釣りのような簡単な方法なら、すぐに「釣れた!」という喜びを味わえるはずです。

もちろん、「安全(ライフジャケット)」と「マナー(ゴミ・漁業権)」を守ることが大前提。

難しく考えず、まずは今週末、近所の「海釣り公園」に出かけてみませんか?

竿先に伝わる小さなアタリが、あなたの日常を豊かに変える「趣味の釣り」への、最高の一歩になるかもしれませんよ。

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