こんにちは。しゅみLABO、運営者の「ケンジ」です。
「何か新しい趣味が欲しいな…テニスはどうだろう?」と興味を持っているかもしれませんね。テニスはメリットが多いスポーツですが、同時に「テニスって難しいんじゃない?」「初期費用はどれくらいかかるの?」「ラケットの選び方もわからない」といった不安もあるかなと思います。
社会人になってから、あるいは50代からでも始められるのか、一人での練習方法はあるのか、どんなウェア、特にレディースウェアを選べばいいのか、サークルはどう探すのか、怪我はしないか…など、疑問は尽きないですよね。
この記事では、趣味としてテニスを始めたいと考えている方のために、必要な道具や費用、練習場所の探し方、そして長く楽しむためのコツまで、幅広くまとめてみました。読み終わる頃には、テニスを始める第一歩を踏み出せるようになっていると嬉しいです。
- テニスを趣味にするメリットと必要な初期費用
- 初心者向けの道具(ラケット・シューズ)の選び方
- 社会人や50代からでも始められる方法
- 一人での練習方法や怪我の予防策
趣味としてのテニス、その魅力とは

テニスが趣味として多くの人に選ばれるのには、たくさんの理由があります。ここでは、テニスを始める魅力や、初心者が最初に気になる「難易度」、そして揃えるべき道具や費用について、具体的に見ていきましょう。
テニスを始めるメリット
テニスを趣味にするメリットは、本当にたくさんあると感じています。単に体を動かすだけじゃない、奥深さがあるんですよね。
まず第一に、健康面でのメリットです。テニスはコートを走り回る有酸素運動と、ボールを打つ瞬発的な無酸素運動が組み合わさったスポーツ。全身を使うので、体力維持やダイエットにも効果的かなと思います。続けていると、だんだん体が引き締まってくるのを実感できるかもしれません。
次に、精神面。思い切りボールを打つ瞬間は、日頃のストレスを発散するのに最高です。ラリーが続いたり、良いショットが決まったりすると、本当に気持ちが良いんですよね。
そして、社会的なメリットも大きいです。テニスは年齢や性別を問わず楽しめるスポーツなので、スクールやサークルを通じて新しい仲間と出会えるチャンスが広がります。共通の趣味があると、会話も弾みやすいですよね。
テニスを始めるメリットまとめ
- 全身運動による体力維持・向上
- ストレス解消とリフレッシュ効果
- 年齢や性別を超えた新しい出会い
- 生涯スポーツとして長く続けられる
テニスは難しい?初心者の疑問
「テニスって、なんだか難しそう…」と感じる方も多いかもしれません。確かに、プロの試合を見ると複雑なルールや華麗なテクニックが目立ちますよね。
初心者が「難しい」と感じるポイントは、いくつかあると思います。
- ラケットの真ん中にボールを当てること
- ボールが来る場所に素早く移動すること
- サーブやボレーなど、特定のショットの習得
- ルールの理解(特に点数の数え方!)
でも、安心してください。誰でも最初は初心者です。
最初は空振りしたり、ボールがどこかへ飛んでいったりするのもご愛嬌。まずはボールをラケットに当てる楽しさから始まります。最近は初心者専門のクラスがあるテニススクールも多く、コーチが基本のキから丁寧に教えてくれます。
難しく感じる点と対策
点数の数え方(0, 15, 30, 40…)は独特ですが、これは単純に「慣れ」ですね。ゲーム形式の練習を始めれば、自然と覚えられるので心配いりません。一番の近道は、経験者に教えてもらうか、スクールに入ってみることかなと思います。
まずは「楽しむこと」を目標に、気軽に始めてみるのが一番です。
必要な初期費用と道具

新しい趣味を始めるとき、気になるのが「初期費用」ですよね。テニスを始めるために、最低限必要なものをリストアップしてみました。
- ラケット: これがないと始まりません。
- テニスシューズ: 専用のシューズが必須です。
- テニスウェア: 動きやすい服装(最初はジャージでもOK)。
- ボール: 練習用にいくつか。
これらを揃える費用ですが、選ぶものによってピンキリです。特にラケットは価格帯が広いですね。初心者の場合、まずは全部で2万円〜4万円程度を見ておくと良いかもしれません。
| 道具 | 費用の目安(初心者向け) | 補足 |
|---|---|---|
| ラケット | 10,000円~25,000円 | 初心者モデルや型落ち品なら安価に。 |
| シューズ | 5,000円~15,000円 | コートの種類に合わせるのがベスト。 |
| ウェア | 5,000円~10,000円 | 上下セット。最初は手持ちの運動着でも可。 |
| その他 | 3,000円~ | ボール、靴下、バッグなど。 |
| 合計 | 約23,000円~53,000円 | あくまで一例です。 |
費用の注意点
上記の金額は、あくまで道具を揃えるための「目安」です。実際には、テニススクールに通う場合は別途入会金や月謝(月1万円前後が相場)がかかりますし、公営コートなどを借りる場合も利用料が必要です。ご自身の予算に合わせて計画を立ててみてください。
初心者向けラケットの選び方
テニスショップに行くと、壁一面にラケットが並んでいて圧倒されるかもしれません。初心者はどれを選べばいいのか、迷ってしまいますよね。私も最初はちんぷんかんぷんでした。
初心者がラケットを選ぶ際は、以下の3つのポイントを意識すると良いかなと思います。
フェイス面積(面の大きさ)
ラケットのボールが当たる面のことです。初心者は、100平方インチ以上の「デカラケ(フェイス面積が大きいもの)」がおすすめです。面が大きいほうがボールに当たりやすく、楽に飛ばすことができます。
重さ
ラケットの重さも重要です。一般的に、男性なら270g〜290g、女性なら260g〜280gくらいが、疲れにくく操作もしやすいため、初心者向けと言われています。軽すぎるとボールの威力に負けてしまい、重すぎるとスイングが疲れやすくなります。
グリップサイズ
ラケットを握る部分(グリップ)の太さです。細いもの(G1)から太いもの(G3, G4など)まであります。実際に握ってみて、一番しっくりくる太さを選ぶのが大切です。一般的に、女性はG1やG2、男性はG2やG3を選ぶことが多いようです。
一番の近道は?
色々と言いましたが、正直なところ、一番良いのはスポーツ用品店の店員さんに相談することです。「初心者で、これから趣味で始めたい」と伝えれば、体力や予算に合ったラケットをいくつか提案してくれるはずです。試打(試し打ち)ができるお店もありますよ。
おすすめのテニスシューズ
「シューズは、家にあるランニングシューズじゃダメなの?」と思うかもしれませんが、これはNGです。
テニスは、走るだけでなく、急に止まったり、横に動いたり(ストップ&ゴー)する動作が非常に多いスポーツ。ランニングシューズは「前に進む」ことには特化していますが、横の動きには対応しておらず、足を捻挫する原因にもなりかねません。
テニスシューズは、こうした横の動きや衝撃吸収に耐えられるよう、頑丈に作られています。
また、テニスシューズにはコートの種類に合わせたソール(靴底)の違いがあります。
- オールコート用: 全てのコートに対応可能。初心者の最初の一足におすすめ。
- オムニ・クレーコート用: 日本で多い砂入り人工芝(オムニ)と土(クレー)のコート用。滑りにくいのが特徴。
- カーペットコート用: インドアのテニススクール(カーペット敷き)専用。
自分が主にプレイする場所がわかっていればそれに合わせるのがベストですが、迷ったら「オールコート用」を選んでおけば、大抵の場所で使えるので無難かなと思います。
趣味のテニスを続けるコツ

趣味は「始めること」も大事ですが、「続けること」はもっと大事ですよね。ここでは、社会人やシニア世代の方がテニスを無理なく楽しむための方法や、練習のコツ、安全対策について解説します。
社会人のスクールとサークル
社会人になってからテニスを始める場合、主な練習場所は「テニススクール」か「テニスサークル」になるかなと思います。それぞれに良い点があるので、ご自身のスタイルに合う方を選ぶと良いですね。
テニススクールのメリット・デメリット
- メリット:
- コーチが基礎から教えてくれる(上達が早い)
- レベル別にクラスが分かれているので安心
- ラケットやシューズをレンタルできる所も多い
- 決まった時間に行くので習慣化しやすい
- デメリット:
- 月謝がかかる(費用が高い)
- 決まった時間に縛られる
テニスサークルのメリット・デメリット
- メリット:
- 費用が安い(コート代とボール代の割り勘が基本)
- 色々なレベルの人とゲーム(試合)形式で楽しめる
- 時間や頻度の自由度が高い
- デメリット:
- 基礎から教えてもらえるとは限らない
- レベルが合わないと楽しめない場合がある
- 自分でコート予約などをする必要がある場合も
「まずは基礎をしっかり学びたい」という方はスクールの体験レッスンを、「費用を抑えて、まずはゲームを楽しみたい」という方は初心者歓迎のサークルを探してみるのが良いかもしれません。最近は「テニスベア」のようなマッチングアプリで、気軽に参加できるサークルや練習会を探すこともできますよ。
50代からでも遅くない?
「この年齢から新しいスポーツなんて…」とためらっている50代、60代の方もいるかもしれませんが、テニスは50代からでも全く遅くありません。
むしろ、テニスは生涯スポーツとして非常に人気があります。シニア向けのクラスを設けているスクールも多く、体力に合わせて無理なく楽しむことができます。激しいシングルスではなく、ダブルス(2対2)を選べば、運動量も調整しやすいです。
健康維持や、新しいコミュニティ作り、夫婦共通の趣味としても最適ですね。
シニア世代が始める際の注意点
若い頃と同じ感覚で動くと、怪我の原因になります。絶対に無理はしないこと。そして、練習前後のウォームアップとクールダウン(ストレッチ)は、誰よりも丁寧に行うことを心がけてください。体力に自信がない方は、より運動量が少ない「バウンドテニス」などから入るのも一つの手です。
一人でもできる練習方法
「スクールやサークルに行く時間はないけど、練習したい…」という時もありますよね。テニスは基本的に相手がいないとできませんが、一人でもできる練習方法はあります。
壁打ち
定番ですが、一番効果的な練習方法が「壁打ち」です。テニスコートに併設されている練習用の壁(ボード)を使います。自分が打ったボールがそのまま返ってくるので、フォームの確認や反復練習に最適です。ただし、相手と打つのとは球筋が違うので、そこは割り切りも必要ですね。
素振り
場所を選ばずにできる基本練習です。鏡や窓ガラスに映る自分の姿を見ながら、フォームをゆっくり確認します。正しいフォームを体に覚えさせるのに役立ちます。
練習器具の活用
最近は、ゴム紐付きのボールが戻ってくる練習器具など、自宅の庭やガレージで一人練習ができるグッズも市販されています。これらを活用するのも良いかもしれません。
テニスで多い怪我の予防法
楽しく趣味を続けるために、一番避けたいのが「怪我」です。テニスで特に多いと言われる怪我には、以下のようなものがあります。
- テニス肘(上腕骨外側上顆炎): バックハンドなどで肘の外側に負担がかかり、痛みが出る。
- 肉離れ: 急なダッシュやストップで、ふくらはぎや太ももの筋肉が断裂する。
- 捻挫: 横の動きで足首をひねる。
これらの怪我を予防するために、以下の点を徹底することが大切です。
怪我の予防法
- 十分なウォームアップ: プレー前には必ずジョギングやストレッチを行い、筋肉を温めましょう。
- 正しいフォームの習得: 無理なフォーム(特に手打ち)は、肘や手首に負担をかけます。スクールなどで正しい打ち方を習うのが早道です。
- クールダウン: プレー後もストレッチを忘れずに。使った筋肉をほぐし、疲労回復を早めます。
- 無理をしない: 疲れている時や、少しでも痛みを感じたら、勇気を持って休みましょう。
痛みを感じたら
もし肘や膝、足首などに違和感や痛みが出た場合は、絶対に無理をせず、早めに整形外科などの専門医を受診してください。「これくらい大丈夫」という油断が、趣味を長く続けられなくなる原因になってしまいます。
レディースウェアとおしゃれ
テニスの魅力の一つに、「ウェアのおしゃれ」があると思います。
特にレディースウェアは、デザインが本当に豊富ですよね。ワンピースタイプのものから、スコート(スカート)とシャツの組み合わせまで、カラフルで可愛いものがたくさんあります。
お気に入りのウェアを着ると、それだけで気分が上がって、練習に行くのが楽しみになったりします。もちろん、デザインだけでなく、吸汗速乾性やUVカット機能といった機能面も重要です。夏のテニスは日差しが強いので、日焼け止めはもちろん、長袖のインナーやサンバイザー、帽子も必須アイテムですね。
国内外のいろいろなブランドがあるので、自分好みのスタイルを見つけるのも、テニスの楽しみ方の一つかなと思います。
趣味のテニスで生活を豊かに
さて、ここまでテニスを趣味として始めるための色々な情報を見てきました。
道具を揃えたり、場所を探したりと、最初は少しハードルがあるかもしれません。ですが、趣味としてテニスを選ぶことは、健康維持やストレス解消はもちろん、新しい仲間との出会いなど、日々の生活を豊かにしてくれる可能性を秘めていると私は思います。
最初はラリーが続かなくても、ボールが打てるだけで楽しいものです。もし迷っているなら、まずはラケットレンタルができるテニススクールの体験レッスンなどに、気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか。
この記事が、あなたの新しい趣味探しのきっかけになれば幸いです。









