50代の習い事【目的別】人生をもっと豊かにするおすすめと選び方

こんにちは。しゅみLABO、運営者の「ケンジ」です。

50代になって、子育てが一段落したり、仕事の先が見えてきたりすると、「何か新しいことを始めたいな」と考える時間が増えますよね。でも、いざ「50代 習い事」と探してみると、選択肢が多すぎて迷ってしまうかもしれません。

健康のために運動不足解消ができるものがいいか、それとも脳トレや教養に繋がる学びがいいか。あるいは、50代の仕事に役立つ資格やスキルアップを目指すべきか。特に50代の女性に人気のものや、50代の男性向けの趣味、ひとりでマイペースにできるもの、便利なオンラインの習い事まで、本当に様々です。

この記事では、50代から新しい学びを始めるメリットや、目的別の人気の習い事、そして自分に合った賢い選び方について、私なりに情報をまとめてみました。これからの人生を豊かにするヒントが見つかれば嬉しいです。

この記事のポイント
  • 50代が今こそ習い事を始めるべき理由
  • 【目的別】健康・脳活・仲間づくりに人気の習い事
  • 50代の女性・男性それぞれにおすすめの習い事
  • 仕事やセカンドキャリアに役立つ資格・スキル
目次

50代の習い事が今、注目される理由

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50代になると、子育てが一段落したり、キャリアの後半戦に入ったりして、ふと「自分の時間」を意識し始めますよね。単なる趣味探しというより、これからの人生を豊かにするための「積極的な選択」として、習い事が注目されている気がします。ここでは、その理由と人気のジャンルを掘り下げてみますね。

50代の習い事に「健康」が重要な訳

50代って、やっぱり「健康」が一番の関心事になる年代かなと思います。幸福学の研究でも、幸福度を高める4つの因子(自己実現、つながり、前向きさ、自分らしさ)があるみたいで、習い事はこれらを満たすのにピッタリだそうですよ。

特に「やってみよう!」という新しいことへの挑戦や、少しずつ上達していく「成長実感」は、健康な心身に繋がりますよね。学生時代の「義務」の勉強と違って、「自分で勉強すると決めたこと」だからこそ、純粋な喜びがあるんだと思います。この「まだやれる」という自信が、日常に張り合いをもたらしてくれます。

運動不足解消におすすめの習い事

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健康維持の中でも、特に「運動不足解消」は外せないテーマですね。とはいえ、急に激しい運動はちょっと…という方も多いと思います。50代に人気なのは、無理なく続けられるものです。

ヨガ・ストレッチ

やっぱり圧倒的に人気なのはヨガやストレッチです。体力的な負担が少なく、自分のペースでできるのが魅力。「老化防止」や「ストレス解消」にも良いと聞きますし、心身ともにリラックスできるのがいいですよね。

テニスやゴルフ

少しアクティブに楽しみたいなら、テニスやゴルフも人気です。特にゴルフは、激しい運動が苦手な人でもコツコツ上達する喜びを感じられるみたいです。テニスは週1回の練習でも体幹が整い、深い睡眠につながるという声も。

水中運動(アクアビクス)

体力に自信がない方や、膝や腰に負担をかけたくない方には、アクアビクスもおすすめです。水の抵抗を利用しつつ、体への負担を減らせるので、泳ぎが苦手でも安心して始められます。

脳トレや教養に繋がる学び

身体だけでなく、「脳のメンテナンス」も50代には重要ですよね。知的好奇心を満たしたり、何かに無心で集中する時間を持ったりすることは、生活に素晴らしい張り合いを与えてくれます。

書道・ペン習字は、「脳トレ・ボケ防止」目的で選ぶ方が多いみたいです。集中できますし、何より字がキレイになると実生活でも役立つのが嬉しいポイント。70代、80代でも続けている方が多く、息の長いコミュニティの魅力もあるようです。

楽器(ピアノ・ギターなど)も、手先を動かすことが脳の老化防止に繋がるかも、と始める方がいるそうです。モデルの浜島直子さんがクラシックギターを習っている例もあり、昔やっていた趣味を「再開する」のにも最適かなと思います。

他にも、絵画や陶芸、俳句や写真など、「勝ち負けのない」分野での自己表現は、競争社会で生きてきた50代にとって、他者との比較から解放されて、自分らしさを肯定できる良い時間になりそうです。

仲間づくりや出会いに繋がる学び

「新しい仲間が欲しい」「共通の趣味で繋がりたい」というのも、習い事を始める大きな動機の一つですね。職場や家庭とは違う、新しい人間関係は人生の資産になります。

料理教室やワインスクールは、「食」という共通のテーマがあるので、初対面でも自然と会話が生まれやすく、仲間ができやすい代表格かなと思います。

合唱やダンス(フラダンス・社交ダンスなど)も人気です。特に合唱は「みんなで1つの目標に向かう」一体感がありますし、大きな声で歌うのはストレス発散にも最高ですね。ダンスも、体力に自信がなくてもゆっくりした動きのものを選べば安心して楽しめます。

50代女性に人気の習い事とは?

50代女性は、子育てが一段落して「自分の時間」を取り戻す時期でもあります。そのためか、「健康・美容」や「教養・仲間づくり」を重視する傾向が強いみたいですね。

ある調査では、人気の習い事として1位「ヨガ」、2位「お花系(フラワーアレンジメントなど)」、3位「ダンス系」が挙げられていました。

これらは単なるスキル習得以上に、自分自身の心と体をケアし、生活に彩りを加える「セルフケア」としての側面が強いのかなと思います。家族優先だった生活から「私」優先の時間を取り戻す場として、習い事が機能しているんですね。専門医のおおたわ史絵さんがクラシックバレエを習っている例もあるそうで、素敵ですよね。

50代男性が選ぶべき習い事

一方、50代男性の場合は、女性とは少し傾向が違って二極化している印象です。

一つは、「キャリア資産の構築」。これは次の章で詳しく触れますが、宅建士やFP(ファイナンシャルプランナー)など、独立や再就職に直結する難関資格が人気です。

もう一つは、「趣味・実益」ですね。定年後の生活を見据えた「料理」は非常に人気があるみたいです。「家族に美味しいものを食べさせたい」とか「美味しいお店が少ないから自分で作るしかない」とか、動機は様々ですが実用的ですよね。

他にも、付き合いで必要という理由も含めて「ゴルフ」、脳活も兼ねた「楽器」、あとは「登山」や「釣り」といった自然の中で達成感を味わえるアウトドアも根強い人気です。

50代の習い事、賢い選び方ガイド

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目的が色々あるのは分かったけど、じゃあ具体的にどうやって選べばいいの?と思いますよね。ここでは、キャリアに直結するスキルや、マイペースに続けるための学習スタイルについて、50代ならではの賢い選び方を探ってみます。

50代の仕事に役立つ習い事

趣味もいいけど、どうせなら「仕事に役立てたい」と考えるのも50代ならでは。定年が視野に入り、「セカンドキャリア」を具体的に考える時期でもありますから、実用的なスキルは強力な武器になります。

英会話は、キャリアに直結する動機が多い代表例ですね。「勤務する会社のグローバル化で必要」とか「退職後にフリーランスとして英語力を活かしたい」とか。もちろん、海外旅行を充実させたいという趣味の目的にもピッタリです。

パソコンスキルも根強い人気です。基礎的なタイピングから、MOSなどの資格、専門的なWeb制作や動画編集まで幅広いです。再就職のスキルアップはもちろん、趣味のSNS活用や動画編集にも役立つ汎用性の高さが魅力ですね。

資格取得でセカンドキャリア準備

より本格的に「セカンドキャリア」を考えるなら、資格取得は外せません。50代からの資格選びは、時間も費用も無駄にできないので、「何のために取るのか」という目的をハッキリさせることが超重要です。

50代の資格選び戦略

50代向けの資格は、大きく2つの戦略に分けられるかなと思います。

  • 高投資・独立型 (独立志向)

    行政書士、社会保険労務士、中小企業診断士など。取得難易度(投資)は高いですが、合格すれば「定年後の独立開業」や「コンサルタント」として、これまでの豊富な経験と人脈を活かして働く道が開けます。

  • 高実用・再就職型 (安定志向)

    医療事務、登録販売者、介護職員初任者研修など。ニーズが安定していて「全国どこでも通用」しやすく、「ライフスタイルに合わせて働きやすい」(例:短時間勤務)ため、再就職やパートタイムでの仕事探しに即効性があります。

自分が「独立志向」なのか「安定志向」なのかを見極めるのが大事ですね。

ちなみに、ファイナンシャルプランナー(FP)は、仕事(金融・不動産業界など)に役立つだけでなく、自分自身の人生設計(年金・保険・税金)にも直結するため、人気1位だそうですよ。これは私も興味がありますね。

資格学習の注意点

資格取得には、当然ながら費用や学習時間が必要です。ここで挙げた費用や学習期間はあくまで一般的な目安であり、人によって異なります。「自分に本当に必要か」「仕事や家庭と両立できるか」をよく検討し、無理のない計画を立てることが大切です。

詳細な費用やカリキュラム、試験内容については、必ず各スクールや講座の公式サイトで最新情報を確認するようにしてくださいね。

ひとりでマイペースに学ぶ習い事

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「仲間づくりもいいけど、集団行動はちょっと苦手…」「自分のペースで深く掘り下げたい」という方には、ひとりで完結できる習い事がおすすめです。

インドア派なら、まさに「書道」「楽器演奏」「絵画・陶芸」といったアート活動や、「読書」なんかも良いですね。私もブログを書いていますが、自分の考えを整理したり、誰かに情報を発信したりするのは、とても良い「脳活」になっていると感じます。

アウトドア派なら、「ウォーキング」「登山」「写真」「釣り」あたりでしょうか。特に釣りは奥深く、毎回違ったドラマがあるのが魅力だと聞きます。水辺で過ごす時間自体がリラックスになりそうですし、ソロキャンプなども50代男性に人気ですよね。

オンラインで始める習い事の利点

最近、50代の習い事の形を大きく変えているのが「オンラインレッスン」かなと思います。いざ習い事を決めても、「通う時間がない」「近くに教室がない」といった壁がありますからね。

調査によると、50代女性の半数以上がオンラインレッスンの受講経験があり、その満足度もかなり高いみたいです。理由はやっぱり、「時間の都合がつけやすい」「外出の支度をしなくていい」「移動時間がない」そして「受講料が安い」といった手軽さ。

人気のジャンルは、1位が「ヨガ・フィットネス」。自宅で人目を気にせず、すっぴんでも参加できるのが最高ですね。そして2位に「ビジネス」が入ってくるのが特徴的です。英会話やPCスキルを、安価かつ効率的に学んでいる方が多いと推察されます。

オンラインの意外なメリット

「1対1の茶道レッスンで、手元をズームアップして細かな動きや所作のコツをしっかり見てもらえた」とか、「フラワーアレンジメントで、録画を何度も見返して復習できるのが良かった」なんて声もあるそうで、対面を超えるメリットさえあるんですね。

豊かな50代は習い事で見つかる

ここまで、50代の習い事について色々と見てきました。

「今さら始めても遅いかも…」とか「飽きっぽくて続けられるか不安…」という気持ち、すごく分かります。でも、多くの人が感じるその「心理的なハードル」こそが、一番の壁なのかもしれません。

専門家によると、書道の世界では70代、80代、90代の仲間も多く、69歳で始めても「若手」と呼ばれるほど、息の長い世界もあるそうです。大事なのは、義務ではなく、昨日より今日、何か一つできることが増える「成長実感」を持つこと。

50代の習い事は、単なる趣味や時間消費ではなく、人生の後半戦をより幸福に生きるための、積極的な「ウェルビーイング活動」なんだと思います。

健康、生きがい、仲間、そしてキャリア。あなたが今、漠然と求めているものが、その学びの先にあるかもしれません。「Life is what you make it.(人生は自分でつくるもの)」という言葉のように、まずは「体験レッスン」を検索するところから、新しい自分を探す一歩を踏み出してみませんか。

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