趣味としてのドライブ入門ガイド!車なしOK?魅力と最強の楽しみ方

こんにちは。しゅみLABO、運営者の「ケンジ」です。

「趣味 ドライブ」と検索して、この記事にたどり着いたあなたは、「ドライブって具体的に何が楽しいの?」「車を持っていないと趣味にできないのかな?」と疑問に思っているかもしれませんね。

あるいは、すでに運転はするけれど、もっと「趣味」として深く楽しむ方法、例えば一人での楽しみ方や、音楽やグルメと組み合わせて充実させるコツ、さらには車中泊のようなステップアップに興味があるのかもしれません。

私自身、車で出かけるのが大好きなので、その気持ち、よくわかります。車なしでも始められる現代的な方法、気になる維持費や節約術、必須の持ち物、そして関西エリアのおすすめ日帰りスポットまで、ドライブを趣味にするためのAtoZを、私の視点でまとめてみました。

この記事のポイント
  • 車がなくてもドライブを趣味にする方法
  • 一人でも満喫できるソロドライブの魅力
  • 知っておきたい維持費の目安と節約術
  • 関西エリアのおすすめ日帰りスポット
目次

趣味ドライブの魅力と多様な始め方

イメージ:しゅみLABO

まずは「趣味としてのドライブ」が、なぜこんなにも多くの人を惹きつけるのか、その魅力の本質と、車を持っていなくても大丈夫な「始め方」について見ていきましょう。人によって、車に求めるものや楽しみ方は本当に様々ですね。

車なしでもOK?手軽な始め方

「ドライブを趣味にしたいけど、車を買うのはハードルが高い…」そう考える人は多いと思います。実際、車の購入費用や維持費は大きな障壁になりがちです。

でも、安心してください。現代では、車を「所有」しなくてもドライブを趣味にすることは十分可能です。

その答えが、レンタカーカーシェアリングの活用です。

週末に丸一日かけて遠出したいなら「レンタカー」、近所を数時間だけ気分転換に走りたいなら「カーシェア」といった具合に、目的や時間に合わせて使い分けるのが賢い方法かなと思います。

何より、これらのサービスは「運転してみたかったあの車」や「新しく出たあのSUV」など、購入する前のお試し、つまり「試乗」として活用できるのも大きなメリットですね。色々な車を体験することで、将来もし自分の車を持つときに、本当に自分に合った一台を選ぶ基準ができます。

一人でも楽しいソロドライブの魅力

ドライブは、誰かと行くのももちろん楽しいですが、「一人(ソロドライブ)」にはまた格別の魅力があります。

私が思うソロドライブ最大の魅力は、なんといっても「完全な自由」です。

車内は、完全に遮音された「プライベート空間」。周りの目を一切気にせず、好きなアーティストの曲を大音量でかけたり、自分ひとりのカラオケ大会を開催したり。これ、日常のストレス発散に最高なんです。

心理的な解放感

電車やバスと違って、目的地も、走るルートも、休憩するタイミングも、すべてを自分で決められる。この「自分でコントロールしている感覚」こそが、ドライブが持つ根源的な楽しさの一つだと私は思います。

気の向くままに走り、気になった脇道に入ってみる。そんな気ままな時間が、何よりのリフレッシュになりますね。

音楽やグルメで広がる楽しみ方

ドライブは、それ自体が目的であると同時に、他の趣味を何倍にも豊かにしてくれる「メタ趣味(Meta-Hobby)」としての側面が強いと私は感じています。

「ドライブ × 〇〇」で楽しみは無限大

  • ドライブ × 音楽:車内を最高のリスニングルームに。季節や景色に合わせた選曲はドライブの質を決定づけます。
  • ドライブ × グルメ:その土地ならではの名物料理や、話題のカフェを目指す「食べ歩き」の相棒として。
  • ドライブ × 景色:高速道路から見える遠景、山道の新緑や紅葉、海沿いの潮風。車窓からの景色(プロセス)そのものがご馳走です。

車という「自由度の高い移動手段」があるからこそ、普段なら行けない場所のグルメやイベント、絶景にアクセスできる。これがドライブ趣味の奥深さですね。

車中泊を楽しむための必須マナー

ドライブ趣味の延長線上にある、さらに自由度の高いスタイルが「車中泊」です。私も憧れる、素晴らしい趣味の一つです。

しかし、この車中泊には、厳格なマナーの遵守が求められます。近年、一部の実践者によるマナー違反(特にゴミの放置)によって、多くの道の駅や駐車場が「車中泊禁止」になってしまっているという、深刻な現実があります。

この素晴らしい趣味を持続可能なものにするため、以下のルールは絶対に守る必要があります。

車中泊の絶対厳守マナー

  • ゴミは必ず持ち帰る:これは大前提です。
  • 同じ場所での長期連泊は避ける:「生活」していると誤解され、地域の迷惑になります。
  • 駐車場で「キャンプ行為」をしない:駐車場で椅子やテーブル、テントを広げるのは厳禁です。
  • アイドリングは控える:騒音や排気ガスは、周囲の迷惑になります。

大原則として、駐車場はあくまで「駐車(宿泊)」する場所であり、「キャンプ(調理や居住)」する場所ではない、という区別を明確に理解することが、車中泊を楽しむ最低限の資格だと私は思います。

快適さで選ぶおすすめの車

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ドライブを趣味にするなら、どんな車を選ぶかも重要ですね。もちろん「楽しさ」の定義は人それぞれですが、共通して「ドライブが楽しくなる車」には特徴があります。

それは「走行安定性」「静粛性」です。

  • 走行安定性:重心が低い車は、カーブや高速道路でも安定し、運転の疲れを減らしてくれます。
  • 静粛性:騒音や振動が少ない車は、精神的なストレスを減らし、同乗者との会話や音楽を楽しむ「プライベート空間」の質を守ってくれます。

その上で、あなたが「何を最優先するか」によって、おすすめの車種タイプは変わってきます。

①「運転操作」の楽しさを優先するなら

軽快なハンドリングと、車と一体になるようなスポーティな走行性能が魅力です。

(例:マツダ ロードスター、トヨタ GR86などのスポーツカー)

②「移動空間」の快適さを優先するなら

家族や友人との長距離移動が多いなら、広い室内空間、安全性、快適な乗り心地が求められます。

(例:トヨタ アルファード、ホンダ オデッセイなどのミニバン)

③「目的地での利便性」を優先するなら

街乗りもこなしつつ、アウトドアやレジャー先でも活躍する走行性能と積載性が必要です。

(例:トヨタ ヤリス クロスなどのコンパクトSUV)

初めて車を選ぶ際は、これらの「楽しさ」の軸に加えて、「予算」「主な用途」「運転のしやすさ」「安全装備の充実度」を総合的に考えて決めるのが、後悔しないコツですね。

趣味ドライブの実践ガイドとコスト

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ここからは、ドライブを趣味として「実践」する段階で役立つ情報、特に準備すべき持ち物や、避けては通れない「コスト」について、具体的な目安と節約術を掘り下げていきます。

必須の持ち物と快適グッズ

ドライブの快適さと安全性は、事前の準備で大きく変わります。私がいつも車に積んでいるものや、あると便利だと感じているものをリストアップしてみました。

【必需品】

  • 運転免許証:言わずもがなですが、不携帯は法令違反です。
  • 現金:観光地の入場料や自販機など、キャッシュレス非対応の場所に備えて。
  • ETCカード:高速道路のスムーズな通過に必須。
  • スマートフォン:地図アプリや情報収集、緊急連絡に。
  • JAF会員証など:バッテリー上がりやパンク時、保険適用外のトラブルにも対応できると安心です。

【快適グッズ】

  • 充電グッズ(ケーブル・充電器):スマホのバッテリー切れは致命的。複数ポートあると便利。
  • スマホホルダー:地図アプリ使用時の視認性と安全性を高めます。
  • クッション:長時間の運転で腰の負担を軽減してくれます。
  • ゴミ箱・ゴミ袋:車内をキレイに保つエチケットですね。
  • 車中泊用マット:車中泊や長距離運転の休憩時に使用しますね。おすすめマットは以下のサイトです。

【安全・緊急用品】

  • ドライブレコーダー:万が一の事故の際、客観的な証拠になります。
  • 携帯トイレ渋滞や災害時など、本当に「あってよかった」と思うアイテムです。
  • 酔い止め・救急セット:同乗者への配慮、また目的地での軽い怪我に。

気になる維持費と賢い節約術

趣味のドライブで最大のハードルが「コスト」、特に「維持費」かもしれません。車を持つと、主に自動車税、車検代、保険料、ガソリン代、駐車場代などがかかってきます。

特に差が出やすい、軽自動車と普通車(1.5Lクラス)の年間維持費の目安を比較してみましょう。

費用項目 軽自動車(目安) 普通車(1.5Lクラス目安) 備考
自動車税(年額) 10,800円 34,500円 排気量により変動
車検代(年割) 約 19,736円 約 48,285円 2年ごと。整備内容で変動
自賠責保険料(年割) 約 10,000円 約 10,010円 24ヶ月契約の場合
任意保険料(年額) 約 64,000円 約 94,500円 年齢、等級、車両保険の有無で大変動

※注:上記はあくまで一例であり、ガソリン代や、地域差の非常に大きい駐車場代は含まれていません

こう見ると結構かかりますが、最も効果的で、すぐに実践できる節約術があります。それが「エコドライブ」です。

エコドライブ =「ゆったり」した運転

具体的には、「急」のつく操作(急発進、急加速、急停車)を避け、車間距離に余裕を持つことです。

あるJAFの実証テストでは、通常運転からエコドライブに切り替えただけで、燃費が約56%も向上したというデータがあります。これを年間に換算すると、年間約88,000円もの節約(※)になる計算です。

※年間1万km走行、ガソリン132円/L換算の場合

つまり、維持費という不安も、「運転技術」ひとつで大幅に削減できる可能性があるということですね。

とはいえ、これらはあくまで一般的な目安です。正確な保険料の見積もりや税金については、専門の窓口や公式サイトで必ず最新の情報をご確認ください。

関西のおすすめ日帰りスポット

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さて、準備が整ったら、いよいよ実践です。ここでは「関西エリア」に絞って、ドライブで行きたいおすすめの日帰りスポットをテーマ別にピックアップしてみました。

【定番・絶景名所(目的地)】

  • 天橋立(京都):日本三景の一つ。少し足を伸ばしてでも見る価値のある、海を隔てる美しい砂州の絶景です。
  • 竹田城(兵庫):「日本のマチュピチュ」とも呼ばれる天空の城。早朝、条件が揃えば幻想的な雲海に出会えるかもしれません。

【温泉・街並み散策(癒し・文化)】

  • 有馬温泉(兵庫):「関西の奥座敷」として知られる日本三古湯の一つ。日帰り入浴で日々の疲れを癒すのに最適です。
  • 黒壁スクエア(滋賀):長浜市にあるレトロな街並みが魅力。「ガラスの街」として知られ、工房やカフェ巡りが楽しめます。

関西で楽しむ絶景と夜景

関西には、目的地としてだけでなく、「走ること自体」を楽しめる道や、息をのむような夜景スポットもたくさんあります。

【絶景ドライビングロード】

  • 伊吹山ドライブウェイ(滋賀):麓から9合目までを結ぶ全長17kmの観光道路。琵琶湖やアルプスを望む雄大な景色が広がります。
  • メタセコイア並木(滋賀):全長2.4kmにわたり、約500本のメタセコイアが並ぶ圧巻の並木道。新緑の季節も最高ですが、特に秋の紅葉シーズンは格別です。

伊吹山ドライブウェイの山頂にある「スカイテラス伊吹山」では、名物の「伊吹薬草ソフトクリーム」が楽しめます。夏季は早朝3時から営業しているので、日の出ドライブも可能ですよ。

【夜景・アーバン(デート)】

  • 六甲ガーデンテラス(兵庫):「1000万ドルの夜景」と称される関西屈指の夜景スポット。大阪や神戸からのアクセスも良好です。
  • 若草山(奈良):奈良盆地を一望でき、山頂からの夜景は「新日本三大夜景」にも選ばれています。新若草山ドライブウェイで山頂駐車場まで行けるのも嬉しいポイントです。

趣味 ドライブを安全に楽しもう

ここまで、趣味 ドライブの魅力から実践的なノウハウまで、幅広くお伝えしてきました。

車というプライベート空間は、日常からの「心理的な解放」を与えてくれ、音楽やグルメといった「他の趣味を拡張」してくれる、本当に素晴らしい趣味だと私は思います。

コスト面も、カーシェアの活用やエコドライブの実践で、賢く管理することが可能です。

ただし、この趣味を楽しむ上で、絶対に忘れてはならない大前提があります。それは、「安全運転とマナーの遵守」です。

ドライブは楽しいものですが、常に「危険と隣りあわせ」であるという認識は不可欠です。楽しい時間を安全に持続させるため、少しでも「疲れたな」と感じたら、すぐに休憩をとる習慣が重要です。特に、15分程度の仮眠は、その後の運転の質を劇的に改善してくれます

安全に関するご注意

運転には常に危険が伴います。ご自身の体調を最優先し、少しでも疲れや眠気を感じたら、絶対に無理をせず、安全な場所で休憩を取ってください。本記事で紹介したスポットや情報は一例です。お出かけの際は、現地の交通ルールや規制を必ずご確認ください。

安全とマナーを守ってこそ、趣味としてのドライブは、あなたの人生を豊かにしてくれる「最高の相棒」になってくれるはずです。

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