50代の英語学習で人生が変わる!今から始めても絶対に遅くない理由

こんにちは。しゅみLABO、運営者の「ケンジ」です。

「50代 英語」と検索してみたものの、「今から始めても、本当に覚えられないんじゃないか」「初心者だし、学び直しは厳しいかも…」といった不安を感じていませんか。特に独学での進め方や、効果的なアプリ、スクール選びで挫折しないか心配になるかもしれません。

でも、脳科学の観点からも50代だからこその強みがあるみたいですし、正しい学習法なら効果も期待できるようです。この記事では、50代の英語学習に関する不安を解消しつつ、成功事例やおすすめのリソースまで、幅広くまとめてみました。

この記事のポイント
  • 50代が英語学習で不安に思う理由
  • 脳科学から見た50代ならではの学習の強み
  • 挫折しないための具体的な学習ステップと教材
  • 独学とスクール、自分に合う選び方
目次

50代の英語学習、今こそ最適期

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「もう50代だし…」と諦めるのは、すごくもったいないかもしれません。実は50代だからこそのメリットも多いみたいなんです。まずは、なぜ今が学び時なのか、その理由や不安の解消法について見ていきましょう。

50代は覚えられないという不安

50代から何か新しいことを始めようとすると、真っ先に「記憶力」が心配になりますよね。「若い頃みたいに、単語を覚えてもすぐ忘れちゃうんじゃないか…」とか、「今さら始めても、本当に話せるようになるのかな」とか。

こうした不安は、英語学習をためらう一番大きな壁になっているかもしれません。学生時代に苦労した経験があると、なおさらですよね。

脳科学が示す学習の強み

でも、安心してください。脳科学の世界では、50代の記憶力が一方的に低下しているわけではないみたいです。記憶を司る海馬の細胞は、大人になっても学習によって増やせるそうですし、10代とは記憶の「質」が変わるだけ、という話も。

50代最大の武器「連合記憶」

特に50代の武器になるのが「連合記憶」と呼ばれる能力です。これは、新しい情報を、自分がすでに持っている過去の経験や知識と結びつけて覚える力のこと。

例えば、新しい単語を学ぶときも、ただ丸暗記するのではなく、「昔の旅行先でこんなことがあったな」とか「仕事のあの分野と関係あるな」と関連づけることができます。

人生経験が豊富な50代だからこそ、この「連合記憶」をフック(とっかかり)にして、効率よく記憶に定着させられる。これは若い世代にはない、明確な強みですよね。

それに、英語学習は脳の新しい回路を使うので、脳の活性化や「脳の健康」維持にも良い刺激になるみたいです。第二言語の学習は、認知症の発症を遅らせる可能性が研究で示唆されている、なんて話も。

※健康に関する効果は個人差があり、効果を保証するものではありません。あくまで脳への良い刺激の一つ、と捉えるのが良さそうです。気になる点は専門家にご相談ください。

英語学習で得られる効果と動機

50代から英語を学ぶ動機は、人それぞれですよね。学生時代と違って「義務」じゃないからこそ、強い動機が力になります。

キャリアとセカンドライフ

現職でのスキルアップや、勤務先のグローバル化に対応するため、という方もいるでしょう。また、定年後のセカンドキャリアを見据えて、全国通訳案内士のような資格取得を目指すのも具体的で良い目標だと思います。

プライベートの充実

一番多いのは、やはり海外旅行をもっと楽しみたい、という動機でしょうか。ツアー任せでなく、現地の人と直接コミュニケーションが取れたら、旅の深みが全然違ってきそうですよね。

他にも、趣味の洋画や海外ドラマを原文のまま理解したい、国内で外国人観光客の手助けをしたい、お孫さんと一緒に英語のアニメを見たい、といった目的も素敵だと思います。

こうした「やってみたい」という気持ちが、学習の意欲を支えてくれるんですね。

挫折しないためのマインドセット

英語学習は「継続」が一番難しいところ。だからこそ、挫折しないための心の持ち方が大事かなと思います。

「完璧」より「伝わる」を目指す!

これが一番大事かもしれません。学生時代の試験英語の影響で、つい完璧な文法やネイティブ並みの発音を目指しがちです。

でも、まずは「相手に意図が伝わればOK」という「伝える英語」に目標を切り替えることが、話すハードルをぐっと下げてくれます。

「RとLの発音がうまくできないから…」と気にして話せないより、間違ってもいいからどんどん話してみる。その方が絶対に伸びますよね。間違いは、後から直せばいいんです。

あとは、いきなり高い目標を立てず、「旅行で道を聞けるようになる」といった具体的な小さな目標(スモールステップ)をクリアしていく成功体験も、モチベーション維持に繋がります。

初心者向け学び直しの黄金ルート

じゃあ、具体的に何から始めれば?という初心者の方、学び直しの方も多いと思います。色々な情報がありますが、多くの50代・60代の方がこの順番で上達した、という「黄金ルート」があるようです。

焦って英会話レッスンから始めるより、まずは中学英語の「基礎」を固めるのが、結果的に一番の近道だそうです。

ステップ1:インプット(単語・文法)の再構築

50代の脳の特性に合わせて、インプットの方法を変えるのがコツです。

単語学習:

学生時代にやったような、赤シートで隠したり、ひたすら書き写したりする「根性論」的な暗記法は非効率かも。それよりも、「連合記憶」を活用して、例文の中や文脈で「意味」と関連づけて覚えるのが50代向けです。思い出す作業(リコール)を挟むのも効果的だそう。

文法学習:

これも丸暗記はNG。例えば『英文法の鬼100則』のような教材を活用し、進行形や完了形といった概念を、ネイティブが持つ「イメージ」で捉え直すのがおすすめです。「理解」することで、効率的に文法を再構築できます。

ステップ2:アウトプット(発音・瞬発力)の練習

基礎固め(インプット)と並行して、できるだけ早い段階で「声に出す」練習を取り入れます。

フレーズ集を使ったリピート練習や、例文の音読は、即効性のあるアウトプット練習になります。また、英語の質問に即座に英語で答える訓練法「カランメソッド」なども、「瞬発力」を鍛えるのに有効だそうですよ。

この「基礎インプット → 即時アウトプット」という学習の順番こそが、50代の学習者が着実に上達するためのカギなんですね。

50代の英語、実践的学習ガイド

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マインドセットや学習ルートがわかったところで、次は独学に役立つ具体的な教材や、便利なサービス(アプリやスクール)の選び方を見ていきましょう。自分に合った方法を見つけるのが大事ですね。

独学に役立つおすすめ教材

独学の成否は、教材選びにかかっていると言っても過言じゃないかも。50代の学び直しには、学生時代の「丸暗記」を前提としたものではなく、「イメージ」や「語源」で理解を助けてくれる教材が向いています。

文法書:「イメージ」で理解する

いわゆる「学校文法の焼き直し」ではなく、ネイティブの視点やイメージで文法を整理し直したものがおすすめです。

  • 『世界一わかりやすい中学英語の授業』(関正生): 大人の学び直し向けに、ネイティブスピーカーの視点から文法を整理した一冊。
  • 『1回読んだら忘れない中学英語』(久保聖一): 「mustは熱血スポーツマン」のように、文法を「イメージ」と「エピソード記憶」で覚える工夫がされています。
  • 『英文法の鬼100則』: 日本人がつまずきやすい時制などを「イメージ」で捉え、丸暗記を不要にしてくれます。

単語帳:「語源」や「文脈」で覚える

単純暗記を強いるものではなく、記憶のフックになる「語源」などを活用したものが効率的です。

  • 『語源とマンガで英単語が面白いほど覚えられる本』(肘井学): 記憶のフックとなる「語源」を、マンガで分かりやすく解説しています。
  • 『世界一わかりやすい英単語の授業』(関正生): 語源だけでなく、カタカナ語や音感など、多様なアプローチで暗記を助けてくれます。

50代向け英語学習アプリの活用

今の時代、スマホアプリを使わない手はないですね。隙間時間を活用できますし、認知機能の維持にも良い影響が期待できるかも。

NHKゴガク:

NHKの語学番組(ラジオ・テレビ)を活用した学習アプリ。特に「英会話タイムトライアル」は、瞬発力を鍛える内容で、シニア世代の学び直しに最適と推奨されています。コツコツ基礎から学びたい人向け。

スピークバディ (SpeakBuddy):

AI(人工知能)を相手に、リアルな英会話の練習ができます。発音の採点機能も。人間相手だと緊張しちゃう人、スピーキングを集中練習したい人にぴったりかも。

英語物語:

ゲーム(RPG)形式で単語や文法を学べます。勉強が苦手な人でも、ゲーム感覚で楽しく継続しやすいですね。

スタディサプリENGLISH(スタサプ):

ドラマ式レッスンなどコンテンツが豊富。リスニングからスピーキングまで総合的に学びたい人に向いています。

無料体験ができるものも多いので、まずはご自身のライフスタイルや性格に合うか試してみるのが良さそうです。

スクールとコーチングの賢い選び方

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「一人で独学だと、どうしてもモチベーションが続かない…」という方は、外部サービスの活用も有効な選択肢です。サポートの手厚さやコストで選び方が変わってきますね。

オンライン英会話(低コスト・高頻度)

Bizmates(ビズメイツ)やレアジョブ、DMM英会話など、自宅から比較的安価にマンツーマンレッスンが受講できます。アウトプットの「量」を確保したい人に向いています。

通学型英会話スクール(中コスト・仲間づくり)

英会話イーオンやECC外語学院など、校舎へ通学するタイプ。対面での指導が受けられるほか、グループレッスンなどを通じて同じ目的を持つ学習仲間を見つけやすいのが大きなメリットです。

英語コーチング(高コスト・高サポート)

専属コーチが学習カリキュラム作成から毎日の進捗管理まで、徹底的にサポートしてくれます。学習習慣が強制的に作られるため、最短距離で結果を出したい人に適しています。

ただし、費用は圧倒的に高額(数十万~100万円以上のコースも)になりがち。受講期間中は学習負荷もかなり高くなるので、相応の覚悟が必要かもしれません。

高額なサービスの契約は慎重に

特に英語コーチングは高額なプランが多いため、契約前には必ず無料カウンセリングなどを受けてください。提示されたサポート内容と費用、そしてご自身の確保できるリソース(時間・体力)が見合っているか、じっくり検討することが大切です。

オンライン英会話、講師選びのコツ

比較的始めやすいオンライン英会話ですが、いざ始めると「どの講師を選べばいいの?」と迷うことが多いです。特に初心者の方は、講師選びが継続の鍵を握るかも。

おすすめなのは、講師のプロフィールページ、特に自己紹介動画を必ずチェックすることです。

講師選びのチェックポイント

  • 話すスピードは速すぎないか
  • 声のトーンや表情が穏やかか
  • 自分がリラックスして話せそうか

講師の経歴やスキルも大事ですが、それ以上に「この人となら緊張せず話せそう」という相性の方が、50代の学び直しでは重要かもしれませんね。

成功事例に学ぶ上達の秘訣

実際に50代から英語学習に挑戦し、具体的な成果を出した人の話を聞くと、やっぱり勇気が出ますよね。

例えば、学習前は外国人を前にすると「英語に対する恐怖心」が非常に強かったAさん(50代・会社員)も、学習を続けた結果、「英語が聞こえるようになったら恐怖心が消えた」と、明確な心境の変化を実感されているそうです。

他にも、55歳で会社を退職した後、56歳で「英検一級道場」を設立し、英語指導者として起業した方や、セクション5で紹介した「基礎からの学習順序」を実践して「15分どころか最高は2時間も(英語での)会話が続いた」という報告もあり、年齢に関わらず成長できることが示されています。

50代の英語挑戦で未来は拓ける

「人生100年時代」と言われる今、50代はまだまだ道半ばです。

このタイミングでの英語学習は、キャリア面でもプライベート面でも、これからのセカンドライフの選択肢をすごく豊かにしてくれると思います。海外旅行の楽しみ方が変わったり、新しい仕事の可能性が生まれたり、何より「新しいことを学んでいる」という充実感が、日々の生活にハリを与えてくれますよね。

年齢は関係ありません。正しい順序で練習を継続すれば、英語は絶対に身につくはず。

始めるのに遅すぎることはない。まさに「やったが勝ち」ですね。私も改めて学び直してみようかな、と思いました。

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